ひとめぼれして買ったリトープスの様子がおかしい!と思ったら、あっという間に溶けちゃった。育てるの難しすぎるよ・・・
わたしも同じ経験があります。こちらが溶けてしまったリトープス・・・。
悲しすぎてなにがいけなかったのか、一生懸命調べました。わたしが失敗してしまった理由は、後ほどお話しします。今回は経験を交えつつ、リトープスを元気に育てる方法をシェアします。
リトープスを育てるポイント
- 夏は水やりストップ(風通し大事!)
- 秋からは少しずつあげる水を増やす
- 脱皮がはじまったら水やりをいったんストップ
- 冬は室内にいれる
- 植え替えはしっかり乾燥させてから
これだけ覚えておけば大丈夫!多肉植物を長年育ててきて気づいたことは、「手をかけすぎない」が結構大事。可愛くてしかたいのはめちゃくちゃわかるのですが、毎日水をあげたり、せっせと肥料をあげているとだいたい枯れてしまいます。
それでは、ポイントをもう少し詳しく説明していきましょう。
夏の管理が生死をわける!?
ちょっと大げさな言い方ですが、こことっても大事。夏は水やりをストップです。

夏の水やりは要注意!
暑さも湿度も苦手だから、ほっておくくらいが調度いい。
リトープスは高温多湿がとっても苦手な種類です。日本の夏なんて最悪ですね。リトープスの管理に慣れてきた方は、月1、2回霧吹きで少しだけ葉水をあげてみましょう。秋以降に元気に成長してくれます。葉水をするときは、暑さが落ち着いた夕方以降がベストです。
室内で育てている人は風通しにも気をつかってあげましょう。扇風機やサーキュレーターで風を送ってあげると◎。
我が家も室内で育てているので、こちらのサーキュレーターを使っています。
→AND・DECO アンドデコ
いろんな方向に風を送ることができるので、とっても便利ですが、普段使っている扇風機やサーキュレーターでも十分です!
秋からは水をあげていきましょう
涼しくなってきたら、水をあげていきます。夏は断水していたので、いきなりじゃばじゃばと水をあげるのは厳禁。少しずつ水の量を増やしていきます。最後は鉢から水が流れるくらいにたっぷりと!

涼しくなってきたら、生長期。たっぷり水をあげて、ぷくぷくな姿を楽しめるよ。
そして意識してほしいのは、水をあげるのは土が完全に乾いてから。なかなか慣れるまでわかりにくいと思いますが、コツは乾いたときの鉢の重さを覚えておくこと。そんな職人みたいなことできんわ!!と思った方、だいたいです、だいたーいで大丈夫です。
土の表面だけ乾いていても、中のほうが湿っている場合があります。そんなところに水をあげてしまうと、根腐れの原因になる場合も・・・。何回か鉢を持ってみると感覚でわかるようになってくるので、ぜひお試しを!その他、割り箸などを土にさす→引き抜くで割り箸が湿っていなければOKという方法もあります。
脱皮が始まったら要注意
成長を感じることができて嬉しくなる脱皮ですが、水やりには注意が必要です。水をたくさんあげると「二重脱皮」の原因になり、株が小さくなってしまいます。
リトープスの脱皮は年に1回が正常ですが、水やりが多すぎる、株が弱っているなどの原因で、脱皮を繰り返してしまう場合があります。かといって完全に断水をすると元気がなくなってしまうので、ぷりぷり感がなくなり、しわしわしてきたタイミングで土が湿る程度に水をあげましょう。
寒すぎる冬は室内で管理
氷点下になると水分の多いリトープスは、中が凍ってしまいます。

中がカチコチになっちゃうと復活するのは難しい。冬は霜にも要注意!
地域にもよりますが、寒さが厳しい冬は室内にいれたほうが、安全です。どうしても屋外に置いておきたい場合は、寒冷紗(かんれいしゃ)などを使うと◎。ネットでも簡単買えます。
→ポリエステル寒冷紗
植え替えで失敗しないコツ
わたしがリトープスを溶かしてしまった原因は、実はこれです。
リトープスは成長がゆっくりなので、植え替えは数年に1度でもOKです。鉢がきつそうだなと思ったときに植え替えてあげましょう。ここでもしっかり乾かしてあげるのが重要です。
植え替え時期:生長期の10月から11月
植え替え方法
- リトープスを慎重に引き抜く(根っこがぶちぶち切れないように注意!)
- 1週間から2週間、乾かす(重要!!)
- 新しい土に植え替えて水をあげる
(専用の土も販売されています→リトープス 用土)
わたしが失敗した理由は、2.をすっとばして植え替えをした上に、水やりをしたからです。そりゃ溶けちゃいますよね(反省)。
まとめ
きっとこの記事を読んでくれた方は、リトープスを大切に育ててくれる方だと思います。いろいろな種類があるので好きな色や形を見つけるのも楽しみのひとつです。ぜひお気に入りのリトープスを元気に育ててください。