【図で解説】新しい水槽へ魚を移し替える方法【スペースがない時】

大きな水槽に魚を移し替えたいんだけど、どうすればいいの?

いま使っている水槽から新しい水槽に、魚を移し替えたいけど、2つの水槽を同時に置くスペースがない時の生体を移す方法を、図を使って解説します。

我が家は、ポリプテルスが大きくなってきたので、最近60cmの水槽へお引っ越ししました。作業時間は全部で2時間ほどでした。
水槽

理想は2つの水槽を並行稼働

水槽
生体を移す前に、新しい水槽を立ち上げて1週間ほどフィルターを稼働させておくのが理想です。今回は、2つの水槽を置くスペースがない場合に、少しでも時間と負担をかけずに移し替えをする方法を紹介します。

移し替える流れを解説

作業を始める前に、流れを確認しておきましょう。時間がかかる分だけ、生体に負担がかかってしまうので、イメージトレーニングをしておいたほうがスムーズです。難しいことはないので、図を使って解説していきます。

水の移し替え

水槽
まずは、バケツ(容れ物はなんでもOK)にいま使っている水槽の水を移しましょう。いまの水槽の水をなるべく使いたいので、余分に容器があるあれば、できるだけたくさんの水を容器に残しておきます。後ほど、いまある場所から水槽を移動しますので、最低でも水槽を持ち上げられるくらいの水の量にしておきます。

生体を別の容器へ

水槽
水槽の水を移し終えたら、生体を水槽からバケツに移動しましょう。バケツにはエアレーション(空気ブクブク)をいれてあげます。もし冬場など、バケツの水が急激に下がってしまいそうな時は、一緒にヒーターも入れてあげるとベストです。

水槽を別の場所へ

水槽
生体の移動が終わったら、いまある水槽を別の場所に移動させましょう。水槽が重い場合は、腰に注意です。

新しい水槽のセッティング①

水槽
新しい水槽を置いて、フィルター、ヒーターなど必要な機器をセットします。フィルターは、もしいま使っているろ材があれば、新しい水槽でも使いましょう。バクテリアがいるので、新しい水槽でも水質が安定します。
こちらの作業は、次の②水を入れるが先でもOKです。どちらでもやりやすい方を、先にしてください。

新しい水槽のセッティング②

水槽
水をいれていきます。一番最初に残しておいた、水槽の水を入れていきます。足りない分は、水道水で大丈夫です。必要な分の水を入れたら、液体中和剤などで、カルキ抜きをしてください。生体を入れる前に、フィルターとヒーターが、しっかり稼働するか電源を入れて確認しましょう。水温を合わせるために、10分ほど稼働させておきます。

水合わせをする

水槽

生体を入れる前に、しっかりを水合わせをしましょう。もし新しく入れた水が多いようであれば、30〜1時間ほどかけると◎
水合わせキット
を使うと楽ちんです。

生体を新しい水槽へ

水槽
あみですくって、新しい水槽に生体を移しましょう。生体にも負担がかかったので、当日はえさをあげるのを控えて、翌日以降に。

まとめ

お疲れさまでした。いかがだったでしょうか。ポイントをおさえれば、水槽の移し替えは簡単です。流れを確認して、できるだけスムーズに終わらせるのがコツですので、この記事が参考になれば嬉しいです。