
大きな水槽に魚を移し替えたいんだけど、どうすればいいの?
いま使っている水槽から新しい水槽に、魚を移し替えたいけど、2つの水槽を同時に置くスペースがない時の生体を移す方法を、図を使って解説します。
我が家は、ポリプテルスが大きくなってきたので、最近60cmの水槽へお引っ越ししました。作業時間は全部で2時間ほどでした。
【古代魚】ポリプテルス 4ヶ月でこんな姿に!?【成長記録】 | ことりのコノ子
4ヶ月前に我が家にやってきた”ポリプテルスセネガルス”ですが、当時は水槽の中にいても気にならない本当に可愛いやつだったんです。(談:飛ぶ狐)ほら、小さな体でとっても可愛いでしょ。ごはんも4つに割ってもらって、やっと口に入るほどだったのにまさか、あんなに姿になってしまうなんて・・・
この記事の目次
理想は2つの水槽を並行稼働
生体を移す前に、新しい水槽を立ち上げて1週間ほどフィルターを稼働させておくのが理想です。今回は、2つの水槽を置くスペースがない場合に、少しでも時間と負担をかけずに移し替えをする方法を紹介します。
移し替える流れを解説
作業を始める前に、流れを確認しておきましょう。時間がかかる分だけ、生体に負担がかかってしまうので、イメージトレーニングをしておいたほうがスムーズです。難しいことはないので、図を使って解説していきます。
水の移し替え
まずは、バケツ(容れ物はなんでもOK)にいま使っている水槽の水を移しましょう。いまの水槽の水をなるべく使いたいので、余分に容器があるあれば、できるだけたくさんの水を容器に残しておきます。後ほど、いまある場所から水槽を移動しますので、最低でも水槽を持ち上げられるくらいの水の量にしておきます。
生体を別の容器へ
水槽の水を移し終えたら、生体を水槽からバケツに移動しましょう。バケツにはエアレーション(空気ブクブク)をいれてあげます。もし冬場など、バケツの水が急激に下がってしまいそうな時は、一緒にヒーターも入れてあげるとベストです。
水槽を別の場所へ
生体の移動が終わったら、いまある水槽を別の場所に移動させましょう。水槽が重い場合は、腰に注意です。
新しい水槽のセッティング①
新しい水槽を置いて、フィルター、ヒーターなど必要な機器をセットします。フィルターは、もしいま使っているろ材があれば、新しい水槽でも使いましょう。バクテリアがいるので、新しい水槽でも水質が安定します。
こちらの作業は、次の②水を入れるが先でもOKです。どちらでもやりやすい方を、先にしてください。
新しい水槽のセッティング②
水をいれていきます。一番最初に残しておいた、水槽の水を入れていきます。足りない分は、水道水で大丈夫です。必要な分の水を入れたら、液体中和剤などで、カルキ抜きをしてください。生体を入れる前に、フィルターとヒーターが、しっかり稼働するか電源を入れて確認しましょう。水温を合わせるために、10分ほど稼働させておきます。
水合わせをする
生体を入れる前に、しっかりを水合わせをしましょう。もし新しく入れた水が多いようであれば、30〜1時間ほどかけると◎
水合わせキットを使うと楽ちんです。
生体を新しい水槽へ
あみですくって、新しい水槽に生体を移しましょう。生体にも負担がかかったので、当日はえさをあげるのを控えて、翌日以降に。
まとめ
お疲れさまでした。いかがだったでしょうか。ポイントをおさえれば、水槽の移し替えは簡単です。流れを確認して、できるだけスムーズに終わらせるのがコツですので、この記事が参考になれば嬉しいです。